sasadog さんの日記
2015
6月
22
(月)
11:50
本文
久々に愚痴の一つも言いたくなる内容が出てきてしまった。
憲法学者が、違憲と言って反対しているのが、おかしくてたまらない。
憲法学者は、憲法を根底に違憲と言っているが、それは私も条文を読む限り
反対する気にはならない。
しかし、今の憲法が矛盾していることは、どうでもいいことなのか???
まず、国家としての内容で国民の生命や財産を守るという憲法以前の内容を
日本国憲法が明確にしているかということになる。
まずもって、侵略してくる相手に対して武力行使を禁止しているかの内容が、
誤解を生んでいる。
要は、国家として程をなさない解釈を合憲とか違憲というのは、おかしい。
国際法上では、自衛権は認められているというより、それがないのは国家では
ない。
要は、憲法が無いに等しいことを意味してしまう。
また、憲法学者が多く違憲と言っているから、安保法制はダメだろうということは
もっとおかしい話である。
憲法学者なら違憲というまえに、国家の定義(国際的に見た場合)を考えて憲法の
矛盾を指摘するべきではないかと思う。
それに、9条があるからと言うけど、日本国内で効力があるものであって、他国には
なんら拘束力無いものを有難過ぎるのもいかがなものかと思う。
9条の精神は、受け継ぐべきものと考えるが、国家の程を成さない矛盾だけは
解消しなければならない。
根本的には、憲法以前に国家の程を成す内容であれば、基本的に憲法より上位に
きても、国際的には当然のことであるし、国家としての行動として受け入れられる。
9条の条文自身が、解釈の仕方で変更すると言う事自身おかしな話で、まともに
読んでしまうと人権無視で自衛したらだめで殺されなさいとなってしまう。
もともとは、GHQ(マッカサー・ノート)からの押し付け憲法なんだから、解釈が
米英法で考えて国際法と比べると考えられたものをドイツ法的に解釈してしまった
所に問題があるのではないだろうか。
もっと砕けて言うと、水戸黄門が中国に行って9条印籠を見せて
「これが目に入らぬか」と言ってるようなものが、9条的安心感としか思えない。
こんな矛盾を指摘もせずに違憲だから反対という学者って、学者らしくない。
私の抱いている矛盾をどうすれば解消できるかを論理的に発表でもしてくれたら
良い悪いとは別に、学者らしいなと思う。
個人の意見として良い悪いを言うのは好ましく思うが、憲法学者として言うのは
私の感覚ではあまり良い学説を説いてる人には見えない。
それと、集団的自衛権についても反対する人が多いが、自衛隊と今の憲法で
守れると思っているのであろうか。
仮に、銃で撃ってきているが国境より相手国側であった場合、弾を防ぐのは
合法だが、国境外の相手に対して行動を起す事は違憲となる。
要は、飛んでくる弾を防いでも良いよといっても、防ぐための防御力は、技術や
武力の範囲が、相手の数倍以上の武力でないと防げない事になる。
要は、百発百中の武器を要しなければならないことであって、防ぐ方法を何重にも
備えないとだめだということだ。
そこで、相手の方が攻撃してこないように攻撃してくる相手の攻撃を他国にお願い
する事ができる集団的自衛権となってくる。
わざわざ、戦争するために集団的自衛権というのは、かなりへそ曲がり的な考えで
他国が戦費や人の生死に掛かる戦争を一緒にしましょうという国が、現在ある
だろうか。
野党も論点が、小学生並みの反論していては、先行き心配になる。
決して与党の言う事がすべて正しいとは、思わない。
もっと、野党が論点を集約して考えたものぶつけてほしいと思う。
それに、憲法学者が保守的な人が多いというのも驚きだ。
憲法学者は、もっと日本人を理解してもらいたいと思う。
多分、一般人は憲法を教科書のように読んでしまい合否の判定での絶対なもの
として受け止めているということだ。
そこには、国家が守るべきものが国民であって矛盾があってはならないという
前提が必要ではないだろうか。
何せ70年前の憲法を変えない方が、もっと驚くべきことなのに。
多分、ギネス入りしそうな感じですね、昔の憲法のままですって。
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